DEARS十二星座物语_天蝎座（中日双语）

(译文：赤月）

天蝎座物语 　　朗诵：石田彰

　　银河遮掩着炎天的夜空，在银河的西岸，有一颗分外光辉的赤色星星——心宿二（又叫大火星），以心宿二为中央，仿佛画出一个“S”形的曲线，将星星毗连在了一同，这个就是天蝎座。对日本人来说，约莫蝎子这种生物不是很稀有，但是说到星座的发源地古时巴比仑尼亚，如今在中东的四周，是到处都拜候到的毒虫。这个蝎子在希腊神话中是以实行神之审判的杀手的身份下场的。

　　从前，有个叫奥利安的猎人。提到在冬天天空上看到了猎户座的话，是不是就能想起来啊。这个猎人是个十分自傲的人，他说：“这个世上怎样会有敌过我的家伙！不管什么样的猛兽，要是和我交锋十拿九稳就被我打倒了”。丛林里的生物们都被他胡乱地杀死了。猎人天天都能获取到猎物，明白是受神的恩德，但奥利安对神却没有一丝谢意。众神发怒了：“真是个没有修养的男人，给我处罚他。”便传唤杀手巨蝎。说到巨蝎，约莫听起来像是那种十分可骇的，用毒针刺向任何人的，戈壁中的坏东西一样。但是这只蝎子有些不同，他是听从神的下令斩杀罪恶的公理杀手。他是本人喜好才做杀手的呢，照旧假如可以的话并不想杀生的心灵仁慈的蝎子呢，这个就不得而知了。但是这只蝎子相对不会胡乱地杀死任何人。

　　承受神的谕旨，蝎子匿伏在草丛中准备伏击奥利安。奥利安对此一无所知，仍旧像平常那样抬头挺胸傲慢地走在路途上。蝎子见他走到了近前，捉住时机从草丛中爬出来，显如今奥利安的眼前。然后转达了神谕，宁静地宣判了他的极刑。巨蝎心想奥利安必需承受违反神的处罚，但是渴望最少他在最初时候可以宁静地承受神谕。但是傲岸的奥利安却不以为然，不把巨蝎的话放在眼里，不仅云云，还想用脚踩死巨蝎。巨蝎觉醒到无论说什么都于事无补了，它敏捷地躲开了奥利安的打击后，“噗”地一下在他的那只脚上刺进了毒针。无论怎样样的俊杰，中了巨蝎的毒都无药可救。奥利安连反击的余地也没有就气绝而死了。

　　听说厥后，众神为了表彰巨蝎的功劳，让巨蝎变成为了星座。接下去说说冬天的星座猎户座，他仿佛十分恐惧巨蝎，当炎天巨蝎显如今天空中时，逃脱似地就落向西边的天空。怎样样？是不是几多了解了天蝎座啊？特地想说的是，这个星座在新西兰毛利人的神话中，传说神从海底钓上岛屿的时分，由于太用力，鱼钓钓住了天。在日本，有的场合仿佛叫它垂纶星。即使看到同一个星星的分列，由于所见之人不同，以为也各不相反。你看到谁人刻画出大S字的星星，毕竟会遐想到什么呢。

　　这就是天蝎座的故事。

(聞き取り：赤月）

さそり座の物語　朗読：石田彰

　　夏の夜空を彩る天の川、その天の川の西岸にひときわ輝く赤い星、アンタレス（Antares）を中央に大きな「S」字のカーブを描くようにして、星が連なっているでしょう。これが、さそり座です。日本人には、さそりなんてなじみのないものかもしれませんが、星座発祥の地とも言える古时バビロニア、今で言う中東の辺りでは、どこにでもいる毒虫なのです。このさそり、ギリシア神話では神のお裁きを実行する殺し屋として登場しています。

　　その昔、オリオンという狩人がいました。冬の空で見かけるオリオン座のオリオンと言えば、ピンと来るでしょうか。このオリオン、大変な自傲家で、「この世に僕に敵うヤツがいるものか！どんな獣も、この僕にかかればいちころなのさ」そう言って、森の動物たちを闇雲に殺していました。狩人が毎日獲物を取れるのは、神様のおかげなのに、オリオンは神に感謝することはありませんでした。神々は「何という思いやがった男だ。成敗してくれよ」と言って怒り、殺し屋である大さそりを呼び出しました。

大さそりなんて言うと、怖そうで、誰彼構わず毒針を突き刺しているような、そんな砂漠の悪者みたいに聞こえるかもしれません。けれど、このさそりはちょっと違うのです。神様の下令で悪を断罪する正義の殺し屋でした。自ら好き好んで殺し屋になったのか、それとも、できることなら、殺しなんてしたくないと思っている心の優しいさそりだったのか、それはわかりません。けれど、このさそりは決して闇雲に誰かを殺したりはしなかったのです。

　神に呼び出された大さそりは草むらに身を隠し、オリオンを待ち伏せします。そうとは知らないオリオンは、いつものように大威張りで道をツンツン歩いてきました。大さそりはオリオンが横を通りかかると、すかさず草むらから這い出て、オリオンの前に姿を現しました。そして、神々の意思を告げ、静かに极刑を宣告したのです。オリオンは神に背いた罰を受けねばなりませんでした。でも、せめて最後ぐらいは心静かに神の意思を受け入れてほしい。大さそりは、そう思っていたのです。

しかし、高傲なオリオンは、大さそりの言葉を鼻で笑い飛ばしました。それどころか、大さそりを足で踏み潰そうとしたのです。もう、何を言っても無駄なのだと悟った大さそりはオリオンの攻撃を素早くかわすと、その足にぶすりと毒針を突き立てました。どんな豪傑であろうとも、大さそりの毒にかかっては助かりようもありません。オリオンは呆気なく息絶えてしまいました。

　その後、神々は大さそりの功績を称えて、星座にしたということです。さて、冬の星座のオリオンですが、大さそりのことがよっぽと怖がったのか、夏になってさそり座が空に顔を出すと、逃げるように、西の空に沈んでいくんですよ。どうですか？さそり座のこと、少しはわかりましたでしょうか。ちなみにこの星座、ニュージーランド（New Zealand）のマオリ族の神話では、神が海底から島を釣り上げた時、勢いやまって、釣り針が天に引っかかったのだと言われています。日本でも、地区によっては、魚つり星と呼ばれているそうです。同じ星の並びを見つめていても、見る人によって、感じ方は様々なんですね。あなたは、あの大きな「S」の字を描く星星を見て、いったい何を思い浮かべるでしょうか。

　さそり座の物語でした。